あけましておめでとうございます。
今年もウォン・イル&プリをよろしくお願いします。
さて、去年の話になってしまってなんとも間が抜けているのですが、
年末の26日〜28日、日本の文化庁の肝いりで
「日韓若手打楽器奏者ワークショップ」が韓国の済州島で行われました。
若手というにはちょっと微妙な年齢のウォン・イルは、
韓国チームの代表兼音楽プロデューサーとして参加。
日本チームは、尺八奏者の松田惺山(まつだせいざん)さんが
代表兼音楽プロデューサーで、鬼太鼓座から3名の方が参加されました。
会場は、済州島にあるデフル小学校。
「みんなが楽しめる日韓合作の打楽器曲を作る!」ことを目標に
3日間のワークショップを行いました。12月の済州島は寒かったです。
ひょっとしたら雪が降るかもしれないといわれていたのですが、
なんとか降らずにすみました。
■ここが会場になったデフル小学校です。
済州島の中でも小さいほうの学校で、全校生徒が70人ぐらいです。

■まずは、お互いにどんな風に曲を作るか話しあったり、
お互いの技を披露したりとひとしきり打楽器奏者どうしの
やりとりがあり、
そのあと、このデフル小学校の子どもたちも参加して
ワークショップ行いました。
70人の全校児童を35人ずつの2組に分けて2回、
ワークショップをします。
子どもたちは、日本の太鼓をたたいたり、日韓それぞれの
演奏を聴いたり・・・。
けっこう楽しんでいる子もいれば、
ねむそうにしていて、太鼓の音にびっくりして
飛び起きる子もいました。
■3日目は、最後の仕上げで発表会になりました。
お父さんお母さんたちにも見にきてもらって、
ワークショップで作り上げた曲を聴いてもらいました。
◎最初は日本チームの演奏

◎間にアリランの合唱をはさんで韓国チームの演奏

◎そして、日韓一緒に

◎子どもたちは、竹べらを叩いて一緒に演奏

最後は、また日韓の打楽器の多彩なやりとりになって、
即席ながらみごとな曲ができあがりました。
◎最後に、記念撮影

今回は、日程も短く、あわただしかったのですが、
数年間続けて息の長い企画にしようという声があがっていたので
年々バージョンアップして、いつかは日本と韓国で演奏会なんていうことも
できるのではないかと思います。
ウォン・さんも、自分は演奏しませんでしたが、
あれこれ意見を言ったり、子どもたちをかまったり、
楽しそうにしていました。

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